父兄と呼ばれるようになった今でも、日本ではなくアメリカにいても、やっぱり教師ってものは苦手だ。
昨日、今日と何故か2日続けて娘の学校の校長と話をする機会に有難く恵まれた。今日の会合は予定されていたものだが、昨日の電話での会話はちょっと突然であった。
以下、長くなるので興味のある方だけどうぞ。
今週は、娘の学校は短縮授業なので昼ごはんの前に学校が終わる。昨日、娘は学校が終わった後、友達と昼ごはんを食べに行っていた。マクドナルドとかサブウェイとかパンダエキスプレス(名が語る通り、中華のファーストフードレストラン)とか、その辺りね。全て徒歩圏内にあるのだ。
で、ごはんを食べ終わった後、親の迎えを待っている友達と一緒にまた学校へ戻ったところを、娘は校長と副校長に捕まってしまったわけ。どういう訳か一旦学校を出たら、もう戻って来ちゃいけないと規則で決まってるんだってさ。
校長から迎えに来いっていう電話が入ったんで会社をちょっと抜け出して迎えに行って来たよ。
この日はランチの時間、あたしは家に帰っていて、荷物を置きに一旦戻って来た娘と顔を合せて言葉を交わしてお金をふんだくられてるから、娘の行動は分かってたのよ。なのに校長に「お子さんの行動を把握していて下さい」みたいに言われ、ムッカー。
学校とコトを起こすのはめんどうだし、規則を破った時点で娘に非があるから、今度から学校に戻っちゃ駄目だよ、何かするなら校長に見つかるなんてヘマするなボケと娘に説教して、それで終わりにしたけど。
そして今日。前の会合が長引いて15分ほど待たされてまたムッカーとしたけど、校長の態度が高飛車ではなかったので、まあよしとする。アジア人の小娘(体と顔はデカイけど)が1人で行ってナメられたら嫌だし、娘のことは両親揃って気にかけてます感をぷんぷん匂わせたかったので、だんなも一緒に行って貰った。
あたしはこの時点で、独りで勝手にいつでも戦闘始められるぜモード。しかし何と戦うと言うのか?
さてさて本日のお題は、娘の来年度の数学教育について。呼ばれるからには問題があるんだろうということは察しがつく。
校長は気持ちが悪くなるほど、丁寧に簡単に優しく説明していく。まどろっこしいとも言う。
結局、娘は来年始まる代数のクラスをすぐに受けられる実力がついていないので、なんらかのサポートが必要ということであった。それを決めるのは親なわけ。きっと子供のレベルを下げるのを頑なに拒む親とか、子供に実力がないのを学校のせいにする親とかがいるので、些細なことなのに校長の出番となるのだろう。
選択肢は2つあった。
まずは普通の代数クラスを受けつつ、選択科目として数学補習クラスを取るというもの。しかしこれは聞いた途端、頭の中で却下。今選択科目としてブラスバンドをやってるから、これを止めさせるのはしのびない。校長も音楽は大事だーと力説してたし。
もう一つは、他の生徒とは数学だけ遅れをとってしまうけど、無理をせずに代数準備クラスを受けるというもの。
一年遅らせるのね、とあたしが軽く口にした途端、「そういう風に言わないで下さい!」と校長に注意された。遅れるのは確実だと思うんだけど、そう言うと、ネガティブな印象があるからね。校長も言葉遣いには気を使うんだろう。うちはこれ以上落ちこぼれないで済むかもしれない有難い選択肢だくらいにしか思わないんだけど。色々な人がいるからね。
ってな訳で我々はもちろん後者を選んだ。娘の数学の出来なさはよく分かってます、とだんなと二人でばしばし模範的な親のアピールをしてみたり。
しかし、こういうクラスが準備されているのは素直に有難いと思う。このクラスを受けてここで数学が「一年遅れても」、高校卒業までには全部終了できるようにカリキュラムが組んであるらしいし。ってことも校長がまた強調していた。ま、終わらなかったらそれはそれでいいんじゃないの。卒業さえ出来るレベルになんとかなってくれたら。

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