28
Jun
08

モンゴル人から見て

 モンゴル人による映画「Mongol」のレビューを見つけた(ヤフーのレビューより:burnee4uさんによる長文レビューnshur6さんによる一言レビュー)。

 やはり滅茶苦茶けなされてますなあ。冒涜だとか、モンゴル人が野蛮人に見えてしまうとか、お怒りになってます。

<以下、burnee4uさんのレビューより>

 まず、話されているモンゴル語がおかしいんだって。その時代の話し方ではなく、言ってみればスラングを話しているようなもので、現代的過ぎる言葉遣いだそうだ。

 そもそもモンゴル人はこの映画に反対していて、モンゴル人のプロの俳優は誰もこの映画に参加がしたがらなかったとか。だから主役は日本人と中国人の俳優になり、中国系モンゴル人やロシア系モンゴル人など言葉に訛りのあるモンゴル人を起用するしかなかったとのこと。

 映画の中で描かれている習慣にもおかしいところがあるとか。例えばテムジンがナイフを持ちながら息子に肉切れを渡す場面があったんだけど、これは「お前を殺すぞ」というメッセージになってしまうんだって。本当だったらそりゃあヤバイわ。現場で誰も指摘してあげなかったんだろうか。
 
 でも、burnee4uさんにとって一番頭に来たのが、モンゴル人が中国人と通訳者なしで会話が出来てしまっているところだとか(映画の中では中国語で話をする場面があった、テムジンすら中国語を話していた。ちょっとだけど)。これだとモンゴルが中国の一部みたいに見えてしまうと、かなりお怒りです。これは日本がそういう風に描かれていたら日本人だって嫌だろうな。

 最後にエンターテイメントとしては悪くないとシメているところは大人です。

 たかが映画、されど映画。難しいっすね。

 日本が舞台になっている日本人がほとんど出ていないハリウッド映画なんかに置き換えて考えてみたけど・・・頭には来ないな。とほほとは思うけど。

 でも、そういう映画が英語ではなく、外国人俳優が訛りバリバリの日本語で演じていて、しかも舞台が鎌倉時代なのに現代の言葉遣いだったりしたら・・・萎える、確かに。日本人として、まずそんな映画を観に行くことはないだろうな。そう考えれば、お怒りのモンゴル人の気持ちも想像出来るってもんだ。

 他にも日本語でモンゴル人の感想に触れたBlogもちらほら見かけた。

東京монголын чонo(モンゴルの狼)さんの「mongol busguiさんへ
モンゴルのいろいろ by нэг モンゴル人さんの「『モンゴル』と浅野忠信さん


4 フィードバック を “モンゴル人から見て” へ


  1. 1 キスゲ
    2008年6月28日 午前11時22分

    想像してみます・・・・・・。

    大河ドラマのような時代設定、あらすじの中で、
    日本人ではないがそれらしく見える役者達。

    「聞いた話だと、近々、城を攻めるらしいよ?」
    「え?!?!マヂで?」
    「タイミング悪くね?」

    ってな会話をしてるって感じになるのでしょうか?

    そりゃ、まずいわ・・・・・。

  2. 2 ちな
    2008年6月28日 午後2時45分

    あ、あたしいつもめちゃくちゃ腹立ってるよ!!(笑)
    こないだマシ・オカくんが「さんまのまんま」に出てるのみたんだけど、彼もMemoir of Geishaとか、自分が出てたHeroesとか(あたしはHeroesはちっとも好きじゃないのでみてなかったけど。てか日本語が腹が立つので見てなかったww)、相手役がやっぱりアクセントがあって自分も思わずつられてしまったりとかあったらしいんだけど、新人なので人やせりふを変えてくれとは言えず苦しかったらしい。そのうち日本の文化を取り扱ったものは日本の俳優ONLYで自分で作りたいといっていたよ。
    それはモンゴルの人頭にくるだろうなあ~~。
    まあ日本はいつもそういう風に扱われているので、段々慣れてきたけど、モンゴル舞台の作品そのものが少ないから、ショックそのものも大きいんだろうね~。

    余談ですがわたしは浅野忠信さん、あまり好きではないのです・・・( ̄Д ̄;;あ、ホント関係なくてすいません。奥さん(Charaさん)に、「ねえ、何で首にしわがあるの?」と聞いたと、昔いいとものテレフォンショッキングでCharaさんが言ってるのを聞いた日からなんだかなーと思っていてそのIdeaが全然抜けませぬ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ

  3. 2008年6月28日 午後4時00分

    昔ヒットしたハリウッド産ティーン/アクション映画のベスト・キッド2(原題はKarate Kid 2だと思う)は我が故郷の沖縄が舞台になっているのですが、これが本物の沖縄と全然違うのですよ。どうも監督の脳内沖縄だったらしい。
    ほとんどの俳優は日本語メタメタだし…

    公開当時まさに沖縄の映画館で見たのですが、もうみんな呆れて笑ってたという感じでした。おバカ映画だから許されるんだけど、当時それなりにショックを受けたのでモンゴル人の気持ちもチト判る気がする。

  4. 2008年6月30日 午前10時37分

    ★キスゲちゃん

    あはは、その例いいね!
    あたしも似た感じで想像してみたんだけど、確かにヤバイよね。

    ★ちなちゃん

    あたしは気になるって分かるから、見ざる聞かざるするようにしてるんだけど>外国人が作った日本全般について

    >日本の文化を取り扱ったものは日本の俳優ONLY
    やっぱりそれが一番よね。それでもおかしい時があるんだから(笑

    浅野忠信は天然ではないかと思う。奥さんがしっかりしてそうだから大丈夫でしょ(そういう問題じゃないか・・・

    ★西瓜男さん

    ベスト・キッド、懐かしいっす!ミヤギさんでしたっけ?

    >おバカ映画だから許される
    そういう部分はあるかもしれませんね。

    そう考えるとシリアスな映画では、冗談の通じない現地人の怒りを買うかもしれませんねえ。


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ひとことー10/3/08

娘は友達に「かまきり」と呼ばれたそうだ。娘の体型を何となく察して下され。

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